ノニサプリ

ノニサプリ

ノニサプリに使われるノニ

近頃はダイエットや健康が一大ブームになっており、関連商品やグッズが多く販売されています。

そのため、コンビニやスーパーでも健康食品が珍しくもなくなりました。

中でも、ノニという健康食品が関心を集めており、ノニを使ったノニサプリを利用する人が増えています。

現時点ではそれほど有名な商品でもないため、ノニという言葉そのものにはまだ馴染みがない方も多いようです。

サプリというと、アメリカの法律では栄養補助のための食品で、ハーブ、ビタミン、アミノ酸などの栄養素を含むものとしています。

形態は普通の食品以外のものであり、液体状のもの、パウダー、カプセルやソフトカプセル、錠剤などがこれに該当します。

サプリをはっきりと定めた日本の法律はなく、食品と同等に対処されています。

日常の食事だけでは補いきれないような栄養成分をプラスするための栄養補助食品として利用されるもの、という位置づけがなされています。

ノニサプリの原材料として使われているノニとは、一体何でしょうか。

ポリネシアから東南アジア、ハワイなど南国の亜熱帯地方で幅広く存在する植物がノニで、楕円形の葉と、果実ができます。

日本では沖縄地方や小笠原諸島でノニが収穫できるそうです。

生で食べることも不可能ではありませんが、柔らかくなったノニには固有の臭いがあり、味もいいとはいえないため、おすすめできません。

原産地ではノニの活用は幅広く、薬や布染めに活用されていました。

ノニサプリの栄養成分

体にいい食べ物として、古くからノニは様々な形で利用されていたとされています。

昔から薬として使われていたくらいですから、ノニは健康増進効果があると判断していいでしょう。

ノニサプリの成分表示を確認すると、どんな作用のある成分が記されているでしょうか。

体を作るために必要な炭水化物やたんぱく質、エネルギー源となる中鎖脂肪酸や長鎖脂肪酸、そして体に不足しがちなビタミンやミネラルがノニの成分です。

さらにノニに含まれるビタミンを細かく見てみましょう。

ノニには、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、バントテン酸、ビオチン、葉酸、ルティンとたくさんのビタミンが含まれているのです。

全ての栄養素の種類を数えあげると、ノニに入っている栄養は150種類にもなります。

古来からノニが薬として重宝されていたのも、ビタミンやミネラル、脂肪酸などの体にいい成分がたっぷり含まれていたからといえす。

栄養豊富で体にいいノニですが、そのまま食用に使うには独特な味や臭いがありすぎて大変です。

そのため、摂取しやすいサプリタイプにノニを加工することで、ノニの栄養を摂取することは賢い方法といえます。

ノニはジュースやサプリの状態で利用できます。

ジュースの風味には独特なもの完全に抜けきってはいませんが、かなり飲みやすくしてあります。

臭いや味とは関係なく、ノニに含まれている栄養素をあますところなく摂取するには、錠剤の状態に加工されたノニサプリがぴったりです。

ノニサプリの注意点

150種類もの沢山の栄養成分を含んだノニサプリが少しずつ注目されてきていますが、ノニサプリを購入する際には幾つか注意が必要な点があります。

日本では、サプリは食品と位置づけられており、法的には食品の区分に入ります。

それもあって、サプリに特定の薬効や健康効果があることを明記することができず、違法行為と見なされます。

説明書などにノニサプリの効果や効能が記されているような、違法なサプリを購入する際には注意が必要です。

ノニサプリの成分表などはしっかり確認したほうが良いでしょう。

ノニサプリといっても色々ありますので、ノニが育った場所や生産者について、成分分析の結果なども多種多様です。

ノニサプリを買い入れる時には、事前にサプリの含有成分についてわかっておくべきです。

製造場所やノニの育った場所を知ることは、日常の食事用にと野菜や果物の産地を確認することと同じくらい大事です。

ノニサプリも食品も体に摂り入れるものなのですから、しっかりと確認をしてから購入するようにしましょう。

ノニサプリはあくまでもサプリであり薬ではありません。

健康効果の高い商品だとしても、ノニサプリだけで病気を治すことはできませんので、絶対に薬に頼らずにいたいと思っても、できないこともあります。

病気にならないように普段の生活も注意して見直すことも心がけて、ノニサプリを上手に活用していただきたいものです。